決断

明けましておめでとうございます。
年頭にあたって皆に言っておくけど。
みんなは、従うのではなくて、従わせるのだからね。
トップの意志に、皆をどうやって従わすかを考える立場だからね。
それを間違わないように。
皆は、もう、兵隊、奴ではない。
全体を共同して目的を達成する為にまとめる、束ねる側の人間だと自覚しないとね。
だから、決断が求められる。
兵隊奴はね、常に、決められた事に、従う事を求められる。
だから、面白くないかもしれないが、無責任でいられる。
でも、責任者ともなると自分で決めって従えなければならない。
責任があるからね。
だから今年は決断の年にする。
皆は意外に思うかもしれないが、決断力は、場数を踏まないと身につかない。
だから、若いうち決断する経験を積まないと決断力はつかない。
要するに度胸がつかない。
間違ってもいいから、決断をしろ。
度胸をつけろ。
さもないと、年をとると度胸がなくなるよ。
決断というと、俺たちの世代は、逆らう事ばかり教えてきたけど。
ほんとの決断は、忠もまた決断。この人に従おう。
日本は国民国家なのだ。
トップは王侯貴族でも、独裁者でもない。
自分たちのリーダーだ。
この人についていこう。
この人と共に生きようという決断の方がよほど重い。
例え、他人が決めたことでも、従うと、決めたら、自分が決めた事として、従えろ。
それもまた決断だ。