どうしようかな。
迷いも、未練もあるさ、
やっと入り口に立てたかなと思ったのにさ。
でも。

僕は、今とても幸せで、幸せで。
あなた方の事を忘れてしまうのです。
だから、だからこそ、今、やらなければならないのです。
やらなければ。
怠惰な、気持ちに。
英霊達よ。
あなたが、あなた方のお陰で。
決して忘れません。

僕は、草に、草になりたい。

祖国に対して、自分ができる事を、迷うことなくやるしかないのだ。
何故と問われても。
日本人だからとしか、答えようがない。
この国の事を、誰も、振り返ろうとしなくなったとして。
それが、なんなんだ。
自分が無力な事も、自分にできる事は、たかが、しれているとしても。
それが、何もしない事の弁解にはならない。
自分達のために逝った人達に、言い訳はできないのだ。

思想でも、主義主張とも関係ない。
日本人である事は、否定できない事だし。
この国に対する思いなのだ。

あなたは、今のこの国を見て、どう思うのだろう。
平和で安逸なこの国を見て満足されるでしょうか。
それとも。

あなたは、こんな国にするために、命を捨てたのではないと…。
そう言いたくなるかもしれない。
哀し事に…。

戦争なんて昔の事で、俺達には関係ないと、戦争を知らない者たちは言うかもしれない。
でも、あなたのお陰で、今の我々の幸せあるというのは、事実なので。
それを忘れたらこの国の未来はない。
なぜなら、あなたは、護国の魂なのだから。

だから、自分も身を捨てる覚悟がなければ。
真の危機は、あなたを忘れ、あなたの志、魂をないがしろにした時に来る。