今の日本人に何が欠けているのか。
それは、信じる事を忘れている事だ。
つまり、何も誰も信じられない。
それが一番の問題なのだ。
夜、一人、自分の部屋にいる時。
自分が何も信じられるものがない事を思い知らされたら、
寄る辺ない事に気がつけば、頭が変になる。
鬱にもなる。

鬱は鬱だ。
単なる病気で、薬で完治できるなんて思ったら、大間違いだ。

最後は、人と人の関りなのである。
一人、暗闇の中で人と人との関りが自覚できなくなったら、自分の所在はなく。
自分の存在すら闇に消えていくのである。
大切なのは信義であり。
今の日本人は信義という言葉すら忘れている。

今、我々は、嵐の前の静けさの中にいると思え。
嵐は、必ず来る。
嵐が来るのがわかっていれば、嵐を恐れることはない。
恐れるべきなのは、油断である。
自分の心のすき。

コロナの問題は未だかいかつせず。コロナは、人々の生活も、価値観も一変させた。
かといって本当の危機はコロナ後に襲ってくるとも言われる。
なぜなら、コロナ騒動に紛れと真の問題を先送りしているな過ぎないから。
深刻な問題は、コロナが終息した後、ふたが開く。
あれほど財政破綻、財政破綻と騒いでいたのが嘘のように、コロナ対策として「お金」を垂れ流し。
問題なのは、資金不足主体である政府から資金余剰主体である家計へ資金を供給した事。
他国は物価高騰に備えて金利を上げていると言うのに。
金融政策の当事者は、ゼロ金利、金融緩和の出口は見だせないでいる。
日銀は、多額の国債を抱え。
政府は、際限なく国債を発行している。
財政規律はすでに失われた。
金融制度は危機的状況である。
これでは円安を抑制する術はない。
円安が、急進すれば、物価上昇は防げない。
ウクライナ問題は、経済に大打撃を与え。
ロシアへの経済政策は、エネルギーや食料の高騰を招き。
国際的なサプライチェーンの分断を引き起こしている。
温暖化問題は、エネルギー危機によって端緒から頓挫し、先行きが見えない。
エネルギー戦略を抜本的に見直さなければ解決できない。
世界は、コロナやウクライナなどの当面の課題を回避する為に金融緩和策をとり続けた。
その結果、世界の金余りは、いたるところにバブルを引き起こし。
米中対立は抜き差しできないところまで来ている。
それが、中国経済、世界経済に影を落としている。
少子高齢化が進んだ今日、総人口に占める生産年齢の比率は下がり続けている。
何よりも日本人の意識。

これだけ、悪条件が揃ったら嵐なんてこないと思う方がおかしい。
嵐に怯えるくらいなら、嵐に備えよう。

今の日本人は、信じられるものを失いつつある。
何も信じられなくなりつつある。
人類の未来が信じられなくなり。
国の未来が信じられなくなり。
政府が信じられなくなり。
同胞を信じられなくなり。
会社を信じられなくなり。
師を信じられなくなり。
指導者を信じられなくなり。
仲間を信じられなくなり。
友を信じられなくなり。
親を信じられなくなり。
伴侶を信じられなくなり。
子を信じられなくなり。
最後に自分が信じられなくなり。
自分が信じられなくなり。
家族が信じられなくなり。
指導者や仲間を信じられなくなり。
会社を信じられなくなり。
国を信じられなくなり。
人類の未来に絶望し、神すら信じられなくなりつつある。

今、我々は、嵐の前の静けさの中にいると思え。
嵐は、必ず来る。
危機に際し何が一番大切なのか。
それは信じる事。
信じられるものがある事。
信じあい助けす事が出来る仲間や友がいる事。
愛し合える人がいる事。
家族がある事。

困難な時、何より心を強くしてくれるのは、信じあい助け合う人。
信じ合える仲間がいるかどうか。
いざという時、裏切ったり、敵前逃亡する輩とは手を組めない。
危機に際しては団結するしかない。
最後は、人だ。

だから、正直であろう。
誠実であろう。
約束を守ろう。
裏切るまい。
信頼を勝ち取るために。

そして、命をかけて、信じよう。

信じられるかと聞かれたら。
信じられるものかとしか応えられない。
今の日本を信じられるものか。
だから、信じるしかないではないか。

信じられるか、否かではない。
信じるのだ。
信じるしかない。
意志の問題だ。
仲間を信じ。
親を信じ。愛する人を信じ。子を信じ。
兄弟姉妹を信じ。
部下を信じ。
指導者を信じ。
同胞、同志、を信じ。
国民を信じる。
信じられなければ、信じられるように変えていく。
それが忠だ。

命がけで信じる。
それで裏切られれば本望。
ただ、命を捨てて戦うだけだ。

嵐を恐れる事はない。
恐れなければらないのは、自分の心の弱さ。
信じる心を失う事だ。
信じる勇気を失う事だ。

信じよう。
自分を信じよう。
家族を信じよう。
妻や夫を信じよう。
友を信じよう。
仲間を信じよう。
同胞、同志を信じよう。
国民を信じよう。
神を信じよう。

そして、明日を信じよう。
自分達の未来を信じよう。