何が危機かって。
コロナとか、財政とか、少子高齢化とか。
確かにそれはそれで、危機的ではあるけれど。

それ以上に、国防を正面据えて、政治が語れない事が、一番の危機だ。
正々堂々とこの国を、誰から何から、どのようにして守っていくのか。

尖閣やイージスアショア等は個別の問題で、その前に、何からどのようにしてこの国を守るかの方針、政策を明らかにする必要がある。

そうしないと第一線に立つ者は戦えない。

今の日本の状況は、嵐の前の静けさみたいなものさ。
確かに巷間、コロナで大騒ぎしているけれど。

世界を見回してみるとコロナ以上に怪しい動きが渦巻いている。

いよいよ雲行きが怪しくなってきた。
中国では、恒大集団という不動産の最大手が破綻しかけている。
TTPでは、台湾と中国が参加を申請し、事と次第によっては中国の台湾進攻は現実の事になりつつある。
そこへきて、国防問題でオーストラリアとフランスは国交を断絶しかねない状況にある。
また、ヨーロッパ、とくに、ドイツでは天然ガス価格が高騰し、都市ガス会社の倒産が相次ぐ。
イギリスでは、石油不足も深刻でガソリンを求めて自動車が東奔西走している。
ヨーロッパでも中国では電力不足が深刻化している。
物価は、世界中でジリジリと上昇を始め。
株価も地価も、バブルであることは、はっきりしている。
中国は、バブル潰にかっかたとみられる。
今まで、大丈夫だったという甘い考えは、もう、通用しない。
前年、前例通りいかない。

日本人は、石油もガスも金を出せば売ってくれると浅はかな考えでいるが。
現実に、オイルショックの際は売ってもらえなくなったし、ヨーロッパでさえ、今、手に入らなくなった。
台湾海峡を通行できなくなるだけでも甚大な影響が予想される。

井の中の蛙でいたら、生きていけない時代になったんだと思います。

振り替えてみればこれまでいろいろな事があった。
オイルショックに、ニクソンショック、円高不況が叫ばれ、バブルが膨らんで爆ぜた。
それから、湾岸戦争。同時多発テロ。イラク戦争。
リーマンショック、東日本大震災。
確かにこれまで何とか、やってこれたけど。
でもそれは、たぶんに幸運に恵まれていたおかげだろうし。
先人たちが残してくれた遺産があったからだろう。
彼らは、我々の為に血を流した。
多くの人は忘れてしまったけれど。

しかし、いつまでも、そんな幸運が続くと思ったら大間違いだ。
これから、我々は、これまで経験した事のない惨禍に見舞われるであろうし。
国家も存亡の淵に立たされるかもしれないというのに。
この緊張感のなさこそが、一番の危機なのだ。

それでも、我々は、この国で生きていかなければなれないし。
やっていかなければならない。

だからこそ、真摯に、今もこの国を命がけで守ろうとしている人達に最大限の賛辞を送りたいし。
送らなければならない。
それが、せめてもの、私の志なのだ。

我々は、この国で生きていかなければいかないし。
この国でやっていかなければならないし。
この国の主権と独立を守っていかなければならないのだから。