経営分析も根本から見直す必要がある。
経営分析こそトランスフォーマーであり、翻訳である。
そして、エンベディングであり、アテンションである。
なぜなら、経営はベクトルだからである。
経営は経営主体の働きである。
経営には主体がある。それを経営主体とする。
つまり、経営は経営主体の働きのベクトルである。

経済主体は、閉じた体系として全体を持つと同時に、開いた体系として部分にもなる。
一つの主体を一時点で、一方向から見ても判断はできない。

故に部分としてのベクトル、位置と関係の働きを前提条件として分析しなければ実体も対策もつかめない。

経営分析も、一企業を単体として見る傾向があるが、企業は、部分である。

経営主体の主たる主体は企業である。

企業のベクトルは、

企業内部から生じるベクトル
業界全体から受けるベクトル
国家経済から受けるベクトル
人口構造から受けるベクトル
市場成熟度から受けるベクトル
金融・財政政策から受けるベクトル
が重ね合わさって決まります。

現在の経営分析は企業を単体とし、完結的な分析をするが、実際は、国家経済や業過に部分としての働きが強い。
一企業の力では解決できないことが多くある。

その企業固有の問題もあれば、業界の問題であることもあるし、その国の経済の問題であることもある。
経営は企業単体で成り立つわけでなく、国の経済環境、業界の状態に制約される。

経営主体のインフラストラクチャーは、組織である。
故に、経営主体のベクトルは、組織のベクトルと言える。

組織もベクトルである。

組織の実態、即ち、
一つ、人のベクトルである。
一つ、仕事は、作業の集合、構造であり。作業はベクトルである。
一つ、組織は情報系であり、情報処理の働きのベクトル。権限、責任、命令系統はベクトルである。
一つ、組織には、全体と部分がある。部分は役割があり、部門を構成する。
一つ、損益、貸借も、会計の働きベクトルである。(負債、資本、資産、費用、収益)のベクトル
一つ、資金の流れもベクトルである。(収支・入出金のベクトル。)
の多次元的ベクトル。

組織は、多次元的ベクトル、行列、テンソルである。
また、仕事の構造もベクトルであり、行列である。

組織は、人の集まり、集団である。
組織は、人と人を結び付けた体系である。
組織のは、全体と部分からなる。
組織を構成する人に配置と関係と働きがる。
故に、組織は多次元ベクトルである。

仕事、作業もベクトルであり、成果物はその結果である。
損益、会計も働きのベクトルである。
そして、収支、「お金」の流れもベクトルである。
決めてなのは、組織は情報システムだという事である。
情報システムもベクトルであり、経営のインフラであり、情報システムは経営のアルゴリズム、プログラムである。

故に、システムが解析できれば、経営の詳細の解析できる。
働きをエンベディングし、アテンションし、トランスファーマーする。つまり経営を言語化し翻訳するのである。
組織、作業、指示命令系統、情報処理系統、会計、収支には、文法、文脈がある。

つまり、組織、業務、会計、資金、情報を階層化し、翻訳できれば、経営分析は、次元が変わる。

生成AIは、システムだから、経営情報システムとは相性がいい。情報システムをベクトル化し、エンベディング、アテンション、トランスファーマーで翻訳すれば、組織を実際オペレーションすることも可能となる。それを前提として経営分析をすれば、次元の違う分析ができるようになる。そうすれば生成AIの持続性も可能になる。

高度成長時代の日本の経営の特徴は、年功序列、終身雇用、長制度(ピラミッド)、総合(非専門)。
これは、拡大成長、人口増加、インフレ時代には適合していたが、高度成長、少子高齢化、デフレ時代には足かせになった。

長制度、ピラミッド型、ヒエラルキー型、年功序列、終身雇用型は、成長拡大、ベクトルが一定方向に向き、飽和に達していない市場、組織規模も五、六十人から、五百人程度の組織には効率的に機能するが。
成長が限界に達し、また、組織が大規模になると、情報の伝達距離、速度が限界に達し急速に効率が低下する。

儲からない時、誰がやっても儲からない。
売り上げが伸びる時は、売り上げが伸びる、要因、構造がある。

産業には全体があり、企業は部分である。
企業の働きは全体の働きの中で位置と関係によって発揮される。
故に、産業全体の働き、どのような状態にするかの構想を明らかにする必要がある。
環境、前提、構想などによって産業や市場を統合するにしても、垂直的統合、水平的統合、分散的統合、統一的統合を選択すべきなので。

社会構造と経済構造、組織構造の強度計算になる。
歪や偏りが限界に達すれば自壊する。
それは、建造物のように。

なぜ、売上が上がるかというと、売上が成り立つ条件があるということを意味する。
売上が成り立つためには、市場があることが前提となる。
市場があるということは消費者がいるということである。
また、売り上げが成り立つためには、経営主体がある。
そして、販売する財がある事が前提となる。
これらの要件がそれぞれベクトル(方向のある働き)があり、それが、相互に関係することで市場を形成している。
単純に売れば売上が上がるというのではない。

経営が成り立つ、成功するというのは一見偶然に見えて、いくつかの要件が満たされて、また、時間が合ったという事である。
成功を個人の業績に人はしたがる。
確かに、人の能力に負うところを大きいが、それが決定的とは限らない。
そして、それを冷静にとらえないと、後々、禍根を残す。その証拠に市場の生成期には多くの新興主体が関わって相乗的に発展する場合が多い。
独占、寡占は結果的行き着いた状態である。

経済というのは、集計された値なのです。
集計というのが経済の基本的働きで、集計ということは、集計する前の値があることを意味する。
つまり、集計する前の働きを見ると経済の基礎が明らかになる。
つまり、同じ働きによって形成された数値を集めて集計する。
仕訳して、グロープ化された値を集計する。
仕分けするための基準となる働きをベクトルにすればいいのである。
仕訳帳→総勘定元帳→試算表
簿記で言うと伝票である。
伝票は、売上伝票、仕入伝票、入金伝票、出金伝票、振替伝票の五伝票制か、入金伝票と出金伝票、振替伝票の三伝票制がある。

つまり、入金、出金、振替というのが基本的働き、三つしかない。さらに売上と仕入れの二つの働きを加える程度。
伝票制は伝票を帳簿にしたり、一枚二様、三様にも使える。
一枚一枚の伝票には必要最小限の情報が形式化され記号化されて記入されている。だから、伝票の書式が形式化され構造化されている。

ヘッダー、フッターも同じ。メールや届け出書類のヘッダー、フッターこそ情報源。

稟議書も。稟議ルートがデシジョンルート、システムの流れ。

組織の効率化のカギは、ここに、実体的機能、公式の決定機関、会議、決裁権を付与するかにある。つまり、情報、決済距離を短縮するか。

システム化の初期では業務フロー分析、業務改革が主だった。そこからパート、WBS。ウォーターフロー、アジェンダの手法が、そしてこれは現在のAI技術の下敷きになっているが今はその源流が忘れられている。

これらの技法が経営分析とトランスフォーマーを直接結びつけたらAIは、言葉を読むだけでなく、働きや仕事を読み翻訳する事で新しい境地へ飛躍する可能性が出てくる。

もう一つ重要なのは経営は仕事を読むのではなく市場と過程、局面を読むという事です。

仕訳帳→総勘定元帳→合計試算表→合計残高試算表→残高試算→精算表→損益・貸借。
残高試算表と精算表との間にされる決算仕訳にこそ、現在の資本主義、市場経済、自由主義経済のからくりが隠されている。
なぜなら、決算仕訳こそ合法的に利益を出すための演算だからである。
決算仕訳は、利益を確定するための文脈、文法と言える。つまり、利益の要件定義である。
利益を単純に収益から費用を差し引いた値というのでは経営の文脈、そして、収入と支出とは結びつきません。

債権、債務の働きと関係を対照してみることです。

営業権の働きなど。

あとは、金融工学的なことですね。為替差損やデリバティブの処理、簿外債務など。

別に不正を暴くというのではなく経営が破綻しないためです。それ以上のリスクをしょう必要はないけど、無知はもっと危険だから。

リーマンもバブルも未知なるが故の。
そして、結果が悪ければ知らなかったでは済まされない。

人は、AIに、結論をもとめるか、AIが提供できるのは、情報であり、働きである。

会社のシステム、業務システムも、会計システムも、ベースに作業、業務フローが存在する。
作業、業務フローは、経営の総ての文法、文法となる。
つまり、業務システム、会計システムのプログラムは経営のアルゴリズムであり、プログラムを解析し、作業をベクトル化すれば、経営の実態はあからさまになる。

観念的、経営思想より、システムの方が経営の実体を反映している。

締め日も、期日も、段取りも、組織の枠組みもシステム中心となり、システム改変やシステムの設計思想によって経営思想も変わる。今後は、AI化がそれに加わる。この点にまだ人は気が付いていないが、それが、革命的なのだ。

一番、大きな変革は、組織がネットワーク化されることで、組織の階層化の意味が違ってくる。いわゆる、ピラミッド化から、フラット化される。

つまり、AI化の要はネットワーク化、顧客のネットワーク、サプライヤーのネットワーク。

会社のシステム、業務システムも、会計システムも、ベースに作業、業務フローが存在する。
作業、業務フローは、経営の総ての文法、文法となる。
つまり、業務システム、会計システムのプログラムは経営のアルゴリズムであり、プログラムを解析し、作業をベクトル化すれば、経営の実態はあからさまになる。

多くのシステム開発の専門家は、システムの半分しか見ていない人が多い。
情報システムの基礎には、業務フロー、業務システムがある。
そして、使用者(ユーザー)の目的、要求、必要性(ニーズ)は、業務フローに反映される。業務フローを忘れると使用者の目的や使い勝手の良さから乖離してしまう。
それが、今日のシステム障害の根本的に原因であることがある。
しかも、このような要因は、システムの効率性の影に隠されてしまう事がおうおうにある。

また、システム化の弊害の一つが、枢要な部分がブラックボックス化することで。
仕事の段取りや組み立てが読めなくなり。
また、自分で考えなくなる。
これはブラックびっくすではないが、携帯電話が普及することで、それまで、外出したり、待ち合わせをする時、事前に計画を立て入念に打ち合わせていた習慣が失われ、仕事が段取りできなくなるなど。

システムの目的は効率化だけではない。
システムの働き、システムをどのように使うかにもある。
組織は必ずしも効率的とは言い切れない。
単純に仕事だけを考えたら一人でやった方が効率的な事が多い。
効率化するのは一人ではできないことがあるからで。
これは思考にも言える。
一人では考えられないことがある。

だから、AIの協力が必要なので、この点を見落とすから、AIが脅威に映る。