戦後の日本人は、この世界の半分は武力で動いていると言う現実から目を背けてきた。
そのつけを今払わされようとしている。
力による世界というのはきれいごとでも、何でもなくて。
事実なのである。
日本人は、神様は、非暴力主義で平和主義であるかのように言うが。
荒ぶる神。暴力的で好戦的神、女神もたくさんいるので。
また、軍人は無頼漢ではなく。
軍人を無頼漢にしてはならないので。
武人は、士でなければならない。
ある意味で。
現在の日本は、自衛官の崇高なる意志によって自由と独立が守られていると言っても過言ではなく。
それは、ウクライナの大統領が、軍人の精神を讃えているのに通じる。
戦争は、悲惨で、残虐な事であり。
戦争を起こしてはならない。
だからこそ、最前線に立つ兵士の魂を国民が支えなければならないので。
彼らは、みんなに代わって、一番危険なところで戦っている。
この事を忘れたら平和の本質など見えてはこない。
命の尊さは、民間人だって兵士だって変わりない。
兵士の名誉、倫理観が失われたら、寸刻も平和など保てないのだ。
檻の中と虎をからかったって勇気があるとは言えない。
真の勇者とは、世の不正に、理不尽さに敢然と一人立ち向かう者だ。
隷属を勧める事が政治なのではない。
国民の権利と独立を守る事こそ政治家の務めである。
もし平和を望むなら、軍人の誇りを傷つけてはならない。
なぜなら、平和は、武人の高い志、犠牲的精神、国家、国民への忠誠心によって保たれるからである。