私は、行動しか信じない。
言葉ではなんとでも言える。
しかし、行動の伴わない言葉は空疎、虚しい。

言ったってやらなければ、かえって有害だ。
私は、その様に躾けられている。

やります。やりますというだけで何もしなければ、結果は出ない。
悪い結果を恐れて、何も始めなければ何も得られない。
やらないことの言い訳なんていくらしたところでなんの役にも立たない。

やる気のある者は、自分にいまできることから考える。できることから始める。
最初から無理なことから始めない。
なぜなら、やる気があるから。
やり抜く事を覚悟するから。
結果を出そうとするから。

自分で決めて、行動に移すと言うのは、簡単そうに見えて難しい。
野郎してできなければ、焦ったり、誰よりも自分に腹が立つ。

自分の考え責任でやろうとしたら、鍵になる部分は、事前意匠にしてほしくなるし、確認をしたくなる。
任せた方は、結果を聞きたくなるし、任された方は、報告したくなる。

任せると言う事はそう言う事で、任されたからと言って、事前に確認しなくてもいい、爾後の報告しなくていい、糧に決めていいと言うのではない。
むしろ、確認がとりたくなるし、報告もしなければ収まらない。
任せてくれたんだからと言って、確認も、報告もせず。
自分の好きな事を勝手にやって、悦に入っている者がいるが、とんでもない考え違いすをしている。

指示されその場で確認し、実行に移す直前に、再度確認、実行後、速やかに報告、これが、仕事の基本。
これが守られなくなった。
指示されても、その場で確認する事を躊躇い。その為に、直前、迄着書できず、間際になって慌てて着手するから、直前確認ができない。
なぜなら、確認もとれぬまま、慌てて準備するから、準備が不十分兄がバレるのが怖くて直前の確認ができない。
当然、爾後は、言い訳に終始して、満足な報告ができない。

今の若い世代には、団塊の世代と、三無主義世代の、二つの厚い壁がある。
双方とも、自分達が正しいと思て譲らないから、若い世代は、どっちつかずになる。
俺に言わせれば、どちらも悪い。
今の日本の状態は、彼らがもたらした事。

ただ、若い世代に影響しているのは、どちらかと言えば、三無主義世代。

三無主義の基本的考え方は、投げやり、捨て鉢、事勿れ主義、日和見主義、厭世主義。
要は、斜に構えて冷ややかに、、何事にも醒めているのである。
前に憂い連中と言われた。

闘争世代の団塊世代に言わせると、学園紛争を境に、戦前、戦中、戦後と言った人間もいた程、様変わりした。

お前の話なんて誰も聞いていないよ。
何をやっても無駄。
何も変わらないよ。
真面目にやったってなんにもならない。
真剣にやるだけ損、馬鹿を見る。
何でも適当に合わせておけばいい。
しらける。しらけどり。

だけど、三無主義世代は、リストラ世代。
何を言われても、何をされても奮起する事がないから、やられ放題やられた。
それでは、鬱にもなる。

音楽も、ロック、フォークから、アイドルへと。
どんな歌にも何らかの主張があった時代から、まったく、主張のない時代に。
どちらも過激で極端。

だから、若い世代は、誰も、自分の話を聞いてくれないと、話す前から諦め、相談相手も見つからず、引き籠る。
そんなね、哲学的な事で悩んでるわけではない。
他人から見て、取るに足らない事で、人においそれと相談できない事で悩んでいる。

そこに付け込むのが得体のしれない宗教。
持ってね、真面目に真剣に、若者と向き合わないと。
話しができないんではなくて。
真面目に、自分お話を聞いてくれる人、親身に叱ってくれる人に出会えないだけさ。

その時はおいで。
俺は、お前の苦しみがわかるとは言えないけど。
話しくらいは聞いてやれるよ。
最後は自分で決めて行動に移すしかないけどね。

間合いを取ると言うだろ。
諸倍というのは駆け引きさ。
剣道や、スポーツと同じ。
基本は教えられても駆け引きは教えられないから。
場数を踏むしかない。
だから、チャンスがあったらドンドン、挑戦するんだな。
出来なければ、できるようにする事を考えろ。

私がなにか悪いことをしましたか。
私は、何も悪いことはしていない。
そうさ何もしていない。
でも何もしないのが一番悪いことに気がついていない。
それに、何もいいこともしていない。

自分と相手との距離、予定してた事と現実どの誤差を測り修正する事で軌道修正するのであり。
いずれにしても自分がなければあっちにフラフラ、こっちにフラフラ。
あちらといえばあちら、こちらといえばこちらと正体がない。自分という主体がない。

自分がなければ、自分の立ち位置が定まらない。

併せるだけでは駄目。
かといって、反発するだけでも駄目。

戦前は、何でも、国に合わせ。
戦後は、なんでもかんでも、国に反対して。

どうやったら自分が持てるか。
よく話をすることさ。
放さないと自分の考えは、まとまらない。
口に出さないと、自分お考えはわからない。
自分の顔は、自分では見られない。

自分の歌をテープに採られて聞かされるような事。
やってみなければ、言ってみなければ、わからない。

指導者は、聞き上手になれ。
若いのは、たわいのない事で悩む。
年寄りは、経験が豊富というだけで、決定の答えを持っているわけではないけど、助言くらいはできる。
ただ、無反応だったり、頭ごなしなしに決めつけようとすれば、誰も、相談にも、報告にも来なくなる。

指導者は鏡になれ。
日本の神は、鏡に象徴される。
人間とは、何か、汝、汝を知れ。

痛みを覚えないと学ばない。
痛い思いをするから、成長する。
だから、親は子叱る。
子を叱れない、親は、子を守れない。
しかし、叱り放しにはしない。
叱った後に、優しく諭す。
そうしないと、叱った事の意味が伝わらない。

ロックは、子供の頃、怪我をする事を恐れさせてはいけないと教えた。
子供の頃に小さな毛がをして、怪我の痛みを知らないと、大きくなって大怪我をする。
若い頃、小さな失敗を恐れていると将来大失敗を招く。