自分が間違っていたら相手が誰であろうと何をされても仕方がないが、自分が正しいと信じるなら、相手が誰であろうと、敵が幾千万いようと恐れはしない。最後までやり抜く。それを浩然の気という。
明治維新の時、近くで砲声が聞えて生徒がうろたえた時、福沢諭吉は、浩然之気を養えと叱った。

去る者は、追わず。
忠誠心のある者。
誇り高き者だけで戦い抜くだけだ。

本当の日本男子は、何も言わずに行動して結果を出し。
意地を見せた。
そう、俺は、親父達に躾けられた。

戦争に敗けた悔しさを胸に秘め。
親父達はこの国を復興し、世界に冠たる国にした。
俺たちは侍の国の末裔だ。
俺は、お前たちは、誇り高き日本男児を継ぐもなだと信じる。

頭を低く垂れるのは、地を這いつくばるためではない。
胸に闘志を秘め、大きく飛躍するために頭を垂れるのだ。
頭を上げ大きくジャンプする気がないなら、首を垂れるな。
身を縮めるのは、飛びあがるため。
屈する為ではない。

危機を怖れはしない。危機に際し、結束できないのを恐れるのだ。
敵前逃亡する奴とは手は組めない。
俺たち叩き潰そうとする輩と戦うために結束するのだ。
仲間は、お前たちを必要としている。
お前たちは、仲間を必要としているのだ。
仲間に忠誠を誓え。

やらなければわからない事なんだからね。
やってみないとわからないじゃあない。
臆病にするほうが怖い。
失敗したっていいじゃない。実行あるのみ。
結果を恐れていたら何もできないし。

お前たちは選ばれたのだ。
どれ程、裏切られ、挫折したか。
でも悔いはしていない。
今、お前たちとともにいるのだから。
坐して死を待つくらいなら。
進んで自分たちの未来を切り開こう。

未来は俺たちのものだ。
今の悔しさは、明日の栄光のために。
ただ耐えているだけで終わるものか。
このまま終わってたまるか。
ただただ、前進あるのみ。