野暮な事は聞くなよ。
問題があるから、会議を開くんで。

問題ありませんと言ったら、会議にならないの。

ただ、何が問題なのか、事前にある程度、絞っておかないと、話が、取り留めなくなってしまって。

「困っちゃた。」
「どうしたの。」
「問題ないだよ。」
「え~。これから会議するのに問題ないなんていたらどやされるよ。馬鹿にする気かと」
なんてね。会議前には、大将の真意がどこにあるか、皆で探ったものさ。
結構それが有意義であったりね。
考えすぎても碌な目に合わなかったけどね。
今は、考えなさすぎ。
無防備すぎるよ。

自己完結的に言ったら、会議にならないじゃない。
形だけでも、欠けているところ見せて、皆様のご意見を聞かせてくださいとやるものだ。

打ち合わせもしないで会議開く馬鹿いるかって。
入念に打ち合わせを知ったて、土壇場で裏切ったり、違うこと言いだす奴いるんだからさ。

上からこう言う資料を作ってと言われたら、ピンとこなければ。
大将は、何を問題としているのかなって。

そんでもって、落としどころを考えて話を回さなければ。
問題の狙いどころも考えないで、自分おいいたい事ばかり言ったって、会議は成功しないよ。
会議は、一緒の、儀式、式典だなんて言てもね。
意味のない事ではないんだよ。
会議を開くこと自体に意味がある事もある。

会議を単なる話し合いだと勘違いしてない。
会議には、情報交換、問題解決、意志決定、組織決定、検討、調整、和解、広報などいろいろな役割があるの。目的に応じて使い分けなければ。

会議の提案者や担当者は、予め自分が会議でどうしたいのか。
結論を出してほしのか、検討してほしいのか、意見が聞きたいのか、通告したいのか、協力してほしいのか、状況を認識してほしいのか、話を聞いてほしいのか、情報を共有したいのか、問題を解決したいのか、裁いてほしいのか、承認してほしいのか、紹介したいのか、教育したいのか、役割分担をしたいのか、あらかじめ明確にして、主催者や事務局に伝えておく必要がある。
それによって会議の在り様も変わるから。

会議は、暇つぶしでも。アリバイ工作でもない。

会議は、道場、試合場みたいな場。自分から仕掛けていかなければ、詰められる。