人生には、決めなければならない時がある。
自分で、決めなければないならない事がある。
決めなければ打開できない場合がある。
逃げられない時がる。
逃げてはならない時がある。

仕事では、時が、重要である。
特に、決め時があるし。
できる時、やる時がある。
時を間違うと。決める時、やる時、できる時を失うと。
好機を失い、決める事ができなくなる。
できる事もできなくなる。
決める時に、決める人が決める。
他人の性のしない。
一人で決まてるわけではない。
球を打つか打たないかは、打者が決める。
監督が決めてくれなかったなんて監督の責任にするのは世迷言。

その時、その人、その場、その場合が、仕事では、大切。

先送りや後送り、後回しは、時を失う。
後で、後でと言っているうちに、時は過ぎていく。
チャンスの神様には前髪しかないと言われたものさ。
先送りしていると、その日が来てしまい。
結論を出すつもりに日に着手する事になる。
要するに、終わりが始まりとなる。
尻尾が頭になって、結論が、逃げ水のように先送りされていき。
仕事が陽炎の様に幻となる。

時を失うと、後手ごてになる。
後手を引くと、後追い仕事、追っかけ仕事になる。

言われた時にやる。
言われたら、すぐにやる。

先手先手に手を打っていくから、組織も自分の人生もリードできる。

指示されたこと速やかに着手しないと、どう結論が変わるかもわからないし。
着手したことを報告しておかないと。
速やかに報告しておかないと。
指示した人が誰と会うかもわからない。

指示された後、簡単に、指示された事を記録し、整理しておくだけでも申し開きはできるが。
指示内容を確認もしてなければ、弁解の余地はない。
忙しいからは、言い訳にならない。

もったいぶった事しているから、仕事にならないので。
時間がないは、言い訳に過ぎない。

結論が出た直後、指示が出せれた直後に着手しなければ、結論や指示を変えられたり。
他の者に、交替されても文句は言えない。
遅滞は、全体に、影響が及ぶ。
非常時、緊急時に致命傷になる。

親父は、遅ければ猫でもできるとよく言ってたよ。
その日のうちにやるべき事は、その日に終わらせろ。

指図されるのは嫌だ。
言われたとおりにやるのは面白くないなどと言ってるのは子供。
それでは、社会生活は営めない。
皆、生活が掛かっているんよ。

指示出した時に、感情が顔に出るようでは、大人とは言えないね。

やる前から駄目だなんて言うな。
少しでもやってから言え。
少しでもやっておけば申しひらきができる。

仕事は、一人ではできない。
わかりません、できませんでは済まないんだよ。
チームワークは、自分一人の問題では済まない。
わからなければ、わかる人に自分から頭を下げて教わる。
できなければ、できる人を探して、頼んで任せる。
頭を下げるのは嫌だ。
頼むのは、頭にくるなんて言ってたら、全員に迷惑が掛かる。
面子だの、体面なんて、私情に過ぎない。

臆病、小心、気が弱いのは、個人の問題だが、決められないのは、組織全体の問題。
怖くて決められないでは済まされない。

社会人は、自分の責任で決めなければ、自立して生きていけない事がある。

決断を先送りすればするほど、決めるのは難しくなる。
やることを先に決める。
話を聞いて結論を出すのなら、いつ、話をするかを先に決める。
打ち合わせて決めるのなら、いつ打ち合わせるかを先に決める。
調べてから決めるのなら、先に何をどのように調べるかを決める。

決めるべき時に、決めるべきところで、決めるべき人が決める。
ボールを打つか、打たないかを決めるのは、バッターボックスで、バッターが決めるので。
ベンチで、監督が、試合前に決めるわけではないし、監督には決められない。
監督が決められるのは、どの選手をいつバッターボックスに立たせるかだ。

仕事とは、農作業に似ている。
種をまく時には、いつ、種を蒔くかを決めるので、いつ稲を刈るかを決めるのではない。
稲を刈る時は、いつ、田を耕すかを決めるのではなく。いつ稲を刈るかを決める。
決める事には、決める時がある。
秋に決める事を春に決めても意味がないし、春に決める事を秋に決めてもどうしようもない。

先ず、地作り、下地作りから始めるさ。

人事を尽くして天命を待つ。
決断するためには、地の利、即ち、状況、環境。
人の和、即ち、組織、体制。
そして、天の時の三つの条件が整わなければならない。
すべての条件を整えて時を待つ。

ほんの少し、僅かな差なんだ。
ともすれば気が付かないような違い。
余程、注意しないと見逃してしまう。
でも、確実に変わった。
僅かな兆し、兆候。
例え、気がついたとしても、気のせいだと。
自分に都合が悪いことは、なるべく見ないふりをする。
そして、次の年も、その次の年も、去年と同じように過ぎていく。
そう信じて、そう思って、ただただ、馬齢を重ねる。
気がついた時は、既に遅く。
誰からも相手をされず、見捨てられ、老残を曝すだけ。
俺の人生は何だったんだと嘆いてみても取り返す術は既にない。
時は残酷だ。
わずかな差に気がついた時に、始めれば、間に合う事もあったのに。
後悔、先に立たず。

いいかい、これからの時代は、年寄りこそ、自活できるようにしておかないと、無残な人生になる。
親父は、幸不幸は晩年で決まると。
若い頃は、何でもできる、やり直しがきくと過信しているけど。
若い頃の不摂生、不義理は、体が思うように動かせなくなった晩年に報いはくる。
昔の様に、孝行という徳目も廃れた今日。
会社の庇護が受けられなくなってから自活する事が求められる。
年金だってあてにできないんだから。

決めるべき時に自分の意志で決まられなければ、自分の力で生き抜くことはできない。