今日の、BS放送で、おもちゃが世界中で品不足に陥ていると報道していた。
今から買っておかないと、クリスマスの時、手に入らない可能性があると、フランス、ドイツ、イギリス、スペインのニュースで流していた。
原因は、コンテナ不足である。
景気の回復に伴って、コンテナが世界中で不足し、場所によっては、前年に比べて七倍近くまでコンテナ料が上昇しているとされる。
たとえ、港に着いてもトラックの運転手も不足している。
そこにきてガソリン価格が急騰している。
欧米のエネルギー不足は深刻で、天然ガスが高騰し、市民生活にも深刻な影響を及ぼしている。
イギリスでは、ガソリンを求めて車が右往左往しているとされる。
中国は、停電も日常化しつつある。
先進国はインフレを警戒して、共同歩調をとろうとしている。
これは、徴候の一つ。
まだ、日本人は悠長に構えている。
早晩、日本の景気にも影響する事は、必至だと思ってほしい。

目を国内に転じると、若者たちの精神力も実力も急速に低下している。
戦後教育の成果だろう。

かつて日本は、周辺国、中国、アメリカ、韓国、当時のソビエトにとって脅威であった。
脅威となる国を無力化するのは、当然の戦略である。
中国、アメリカ、韓国、ロシアが、日本を無力化しようというの必然である。
戦後、七十年近くかけて連合国は日本を無力化してきた。

かつて、中国の公園に「犬と中国人は入るべからず」という立て看板が立てられた。
幕末の志士は、アヘン戦争をみて奮起したのである。
アメリカでは、公園の飲み水の蛇口も、バスの席も、レストランの入り口も黒人と白人は別だった。

黒人奴隷は鎖に繋がれ、棚のようなところに家畜以下の扱いで積まれ。
途中で病死したら海に捨てられた。
これが現実である。
この現実を直視し、結束しないと、これからの時代は、生き残れない。

途上国では、ほんの少し前、自分の娘や妻、恋人をバイクの後ろに乗せ、客に送り届けていたのである。
今のままでは、そういう時代に、そう遠くないうちに、日本は追い込まれる。
日本に対し世界中が好意的で友好的だなんて思うのは、愚かである。
日本に対し、我慢ならない、憎々しく思て国は多くある。
日本が弱体する時を虎視眈々待ち受けているのである。
確かに、若い子が鬱になり、引きこもりになり、PTSDになったとし、彼らが働けなくなったら誰が面倒を見るのか。
面倒を見れるうちはいいが、面倒が見れなくなったらどうするのか。
それでも見捨てる事はできない。

日本を侵略する国なんてないと高を括って、国防を語ている政治家が多い。
しかし、この国を侵略する国が出てきてどうするのか。
中には、逃げるという者すらいる。
まともに聞ける話ではない。
このままいけば、日本は、自立できなくなり、強国の言いなりにならざる得ない。
例え、そういう時代なったとしても、我々は、誇り高く生き抜かなければならない。
日本から逃げ出すことはできないのである。
現実を直視しよう。
甘い観測は捨てよう。
そして、強くなろう。結束しよう。