失敗だよね。失敗の方が多く学べる。
若い頃の失敗は何故か笑える。
涙出して笑いながら、自分を許しているんだよね。
よくやったね。
よく頑張ったねって。
馬鹿だねって。
自分の一つ一つをね。
許せるんだ。

心の痛みをね。
感じるからこそ人の心を動かすことができる。
皆はね。
特に、若い奴はさ。
失敗を恐れ過ぎっているんだよ。

やる前から、あれも駄目、これもできないなんて言ってると
何もできないよ。
最初は、何も、わからないし、できないのは、当たり前なの。
失敗もするさ。それが何なの。
いいの。いいの。
失敗もしなさいよ。
失敗から学びなさいよ。

親父に言われたさ。
若い時に失敗するのは仕方ない。
問われるのは、失敗した時に、どうするかだ。
人の性にしたり、逃げたらだめだ。
きちんと、最後まで、自分で責任をもって始末しろ。
大切なのは、失敗から何を学ぶかだ。

失敗は、したくなくてもするし。
成功は、したくてもできない。
でも、学ぶことは、失敗の方が多いよ。

だからさ、俺はさ。
あるがままの自分をさらしてさ。
いいじゃないって。失敗したって。
今の俺を見ろって。
恥じる事なんて何もない。
若い頃、随分失敗したけど。
だから、胸張って生きよう。
あるがままでさ。いいんだよ。
と言いたいのさ。

歳をとても生々しい失敗は許せない。
二十年前の失敗は、笑えるけど。
昨日の失敗は笑えない。
そんなものさ。

仲間に言ったんだ。
お前は、失敗したんだからねって。
だからさ、俺はうまくやったとか。
俺ならうまくできるなんてう言ってもさ。
相手には、なんにも響かないよって。
俺も失敗したんだってさ。
うまくできなかった。
だから、早めに始めた方がいいよって。
そう言わないと。

相手に、自分の思いが通じないって。
当たり前じゃない。俺だって、自分の思っている事が、通じなくて苦しでる。
だれも、俺の話、何にも聞かないもの。
兎に角、簡単に、認めないしね。
どうしようかって。
だから楽しんじゃない。
俺の気持ちが、お前わかる。
俺もお前の気持ちわからないよ。だからどうなの。
一生懸命、お前の気持ちを理解しようとすることが大切なんだよ。
相手もお前のこと、理解しようと苦しんでる。
簡単にできるわけないじゃない。わかるわけないじゃない。
だから、どうしたらできるようになるか。
分かり合えるか、苦しみもだえるから、やりがいがあるんじゃない。

わっかてくれないって。
だからどうなのさ。
どうやって、わからせるか。
どうやったらわかてくれるかの問題じゃない。

相手が、理解してくれないと思ったら。
何度でも、何度でもね。挑戦すればいい。

学生時代さ。ジーパンがはけないって。
俺の、親父は、学校の先生で、家に、帰ってきても、学校の先生で、それが嫌で、反発して。
でも親父が好きで。
だから、親父との絆みたいでジーパンがはけないいて。
俺はいたんだ。俺には、お前の気持ちはわからない。
でも、お前の苦しみはわかるよ。だから、一緒にいてやるよって。
いつか、俺のところにジーパンはいて来いよ。
克服した者には、何でもない事で、なんでそんな事と思うけどね。
克服できない者には、高い、ハードルなんだよ。
そいつ、しばらくしてジーパンはいてきたけどね。

失敗を語れば、語るほど。人がついてくる。
仲間が増えてくる。
心が癒やされていく。
不思議だよね。
成功した話は、それで、おしまいなのにね。
失敗こそ。自分の本質、本当の事。隠しようのない自分なのかもね。

成功は、成功したときに終わる。
うまくいかないから、この野郎って。

うまくやったとか。
苦もなく成功したなんて話、誰も聞かない。
そりゃあ、スーパースターのプレーは素晴らしけどね。
ただ、有名校が、優秀な選手を集めて優勝したなんて話はドラマにはならない。
スポコンって大体、しゅうもない人間が集まって、失敗を重ねて成功するまで。
でも、成功するとドラマは終わってしまう。

失敗しろとは言わないよ。
でも失敗を恐れて自分を見失うなって。
お前は、お前なの。
先輩の真似をしたってうまくいかないよ。
だって、あいつらうまくできなっ方んだからね。
彼らから学ぶのは、自分に必要な事。
強いて言えば、何が悪かったかだね。
それくらいふてぶてしくね。
だから礼節は大切なの。
そうしないと誰も自分の失敗は、教えてくれないよ。

子供の頃に、怪我をさせることを恐れると大人になって大怪我をすると。

部下を罰するときは自分を罰する気持ちで罰する。
お前だけが悪いって罰したら、誰も共感しなくなる。

自信さ。自分が本当に信じられる事は何かさ。
教えられることは何か。
教えたい、伝えたいことはなにかだよね。

皆、どこかで道を間違ったのかもしれない。
それに気がついたら、間違った所まで戻ってやり直せばいいんだよね。
定年はいいきっかけだよ。

本当に、わからずやばっかりだよね。
うちの親父もわからんチーだった。
湯呑のお茶をこぼしたら、湯飲みの形が悪いとさ。本当に認めないんだからさ。
でも認めたくなければ認めない方がいいよ。
変に自分を納得させると、頭が変になる。
悔しいと、今に認めさせてやるって、そう思うくらいでいいよ。

上司に物分かりのよさなんて求めては、駄目ね。
昔は、先輩や、上司は、無理辺に拳骨と書くのだと言われたもの。
物分かりの悪い上司を、どう攻略するかを、考えるから、策が練れてくると。
だから、責任者には、下の意見に簡単に納得するなとも。
ぶつかって。
ぶつかって。
失敗して。
失敗して。
成長するの。

だから、戦うしかないんだ。
克己復礼って。