会議の結果や話される内容は、会議を開かないとわからないさ。
でも会議を開くために必要な事は事前にわかるし、わかってないと会議は開けない。
会議の結論の事をああだこうだと悩む前に。
会議を開けるように、手配準備する事が先。
内容の是非を言ってるのではなく、順序、段取りの事を言てるの。
皆、わかりもしない結論を推測して、手順段取りの事を忘れているから、結果、会議がいつまでも開けないし。
開いたところで準備不足で会議が成り立たない。

結論を出そうと思えば簡単さ。
突き詰めれば、やるかやらないかだから。
決断してしまえば終わり。
問題は、決断した後で、実際に、何から手を着けて次回までにどこまでやるかが、問題なのだから。
そういう話に時間を使えば、仕事は、はかどる。

だから、事前に何をしたか、どこまで、話を詰めたかで、結果は読める。
手順、段取り、手筋を、まず頭に入れておくことだけど。
若い時は、面倒くさがって、手抜きばかりを覚えて、結論を急ぐ。
その結果、何でも結論ありきで会議は形骸化する。
会議を開く前に、誰に何をさせるかを決めておかないと。
だいたい、会議すら開けない。

罰するのは、罰する事が目的ではない。
況や、言い訳をする為でもない。
なぜ罰するのかが大切。

僕らは、初回の打ち合わせを物凄く重視されチェックされた。

だから、指示されたら、直後に、どうすると聞かれた。
聞かれると、我々は、初回の打ち合わせ、或いは、どこから着手するかの意味。
この時、先送りは許されず、即答が求められた。
後で何て言おうものなら、厳しい時は即刻外された。

それで、聞かれたら、最低、初回の打ち合わせをいつだれが責任をもって答えるようにする。
そうよく言われたよ。
明後日に事なんて聞いていやしない。今日この後どうするかを聞いているんだと。
初回の打ち合わせをすると言っても、一足飛びのできるわけではなく。
それなりの手順、段取り、道筋がある。
それを、頭に入れと置かないと、初回の打ち合わせにすらたどり着けない。

大体、初回の打ち合わせは、何をして、落としどころはどこかがわかっているかだよね。
それがわからないと、段取りのとりようがない。
なんだかんだ言って手が付けられないうちに期日が迫って、やっつけ仕事になる。
この辺の段取りは言われなくてもできるように頭に入れておく。
初回というのは基本的に組織編成が目的だよね。
先ず、誰が、責任者かを明確にする事と、ミッションの主旨目的を、チームのメンバーに知らしめることだけど。

この辺はね、最初から、完成度は求めない。
主旨や目的、考え方は、おいおいわかってくる。
大切なのは、どういう組織なするかを形で、或いは、体感させる。
どういうことかというと、誰に、初回の進行を任せるか、また、主旨説明をさせるか。
これを統括が一人でやったらその時点で、初回の打ち合わせは、失敗だね。
だいたい、そのような場合は、事前の準備、手続きを、怠った証拠。先ず、指示されたら、指示者に対して、初回の打ち合わせをどうしたいかを相談する。
なんの打ち合わせもせず、初回の会合なんて開いたら、間違いなくどやされた。
何を考えているんだと。
最初に、入念な打ち合わせをしておかないと、一歩も進めないから。
最初にどうするんだと聞かれた。
まあ、いつやって、どの程度まで話をするかだよね。
手順で言うと誰に、冒頭の主旨説明をやらせて、誰に、とりをやらせるか。

とりというのは結論。
はやく言えば、次回をいつどこで、どのメンバーで開いて、それまでに各々何をやってくるのか。
最初に、主旨説明とか経過報告する者が副だよね。
そして、最後に次回を確認するのが事務方。

組合で、三役というのは、委員長、副委員長、書記だろ。
これが、組織の原初的形だね。
最初から、初回の打ち合わせを設定し、実施する事で、メンバーに組織を実感させる。
そのためには、事前に副と事務方を指示者と決めトップの承認を受けておく必要がある。
その上で、副と。事務方と打ち合わせをしておかなければできない。
事前にやっておくことを確認すれば、大体、初回の結果は読める。
だから、指示した直後にどうすると聞かれた。
そして、初回の顔合わせだけはしておけよとか、日付だけは決めておけよと注意をされた。
これだけは、頭に入れておけよ。

三役を、一人でかねるのは難しい。
なぜ副が重要かというと、ある意味で自分の写し鏡だね。
一人で、インプットとアウトプットを一遍にできない。
自分の分身のような人間を一人決めて客観的な立場に立てるようにする。
そうしないと独善的になるのを防げない。
また、自分の考えに対しても客観的になれるようにする。
その事で、自分の立ち位置、立場を確立する。

一ヶ月の期日の仕事は、一ヶ月かかる作業があることを意味し。
三ヶ月の期日がある仕事は、3ヶ月掛かる作業があることを意味し。
一年の期日の仕事は、一年かかる作業がある事を意味する。
まだ一年あるなんて悠長なことを考えていたら、あっという間に時間が過ぎ、結局、やっつけ、一夜漬けの仕事になる。
仕事に王道はなく、一日一日の作業の積み重ね。

最近の若い人は、地図がかけないtぴわれている。
一般に、一枚の紙に地図を描く場合。
出発点と目的地を書いてその間の道や目標を書くが。
今の若い人は、出発点か積み上げるように書くため紙をはみ出すと。
これは仕事の段取りができない事と結び付けて言われた。
つまり、仕事の、目標を定めないで、仕事を積み上げていくから、期日が守れない。
或いは、収拾がつかなくなると。

先ず、終着点、目標を定めてから、足元から仕事を組み立てないと仕事の段取りはできない。

最終目的はなにか。
今回の目的は何か。
自分の役割、与えられた使命はなにか。
次に全体像を掴む。
まず、関係者を全てあげて。
今回の使命を果たすために、それぞれの立ち位置、役割は何かを明らかにする。

その上で、自分の必要とする情報は何で、その情報を誰が持っているか。
自分が得た情報を誰に、どのように伝えたらいいかを予め考えておく。

何が知りたいのか。
問題はなにか。

最初に知りたいのは、答えではないんだよ。
誰に何をさせたらいいかの情報。
それと、現在どのような状況か。

知りたいのは、どういう役割分担、組織で、問題解決をするか。
つまり、誰に何をさせたらいいか。
守備位置、打順、配置を決める。

いきなりピチャー大谷、四番、村上ではないだろう。
結果的にそうなるかもしれないが今言うべき事ではない。

誰に、何ができるかを見極める。

誰が決めらるか。実質だと。
権限の有無だけでなく。
もちろん、誰に権限があるかも調べる必要はあるけれど。
誰が一番、事情が分かっているか。
誰ができるか。能力、知識、技能、経験、資格があるか。

どのコースにどんな球種のボールを投げるかを決められるのはピチャー。
どのボールを打つかを決められるのは打者。
誰に先発させるかを決められるのは監督。
アウト、セーフを決められるのは審判。
何を投げるかを外野席の観客が決められるはずがない。
まず、各々の役割分担を明らかにして配置する。
先発メンバー全員が守備位置につかなければ試合は始まらない。

ピチャーは、自分の投げる球には責任持てるけど。外野のエラーまで責任持てないという事。

最近の人は、物事を関連付けて考えるのが下手なんだよな。
だから、連携ができない。
チームワークは、連携が鍵なんだよね。