生産力、供給力がなければ豊かにはなれない。
しかし、生産力、供給力だけでは豊かにはなれない。
生産せれた物を公平に分配する仕組みがなければ、貧富の格差を広げるだけである。
人々の生活、消費が豊かになってはじめて豊かさは実現するのである。

財政を健全にするためには、主軸を消費、国民生活に置く必要がある。
かつては、きれいな街並みの景観があった。
戦後の町は無秩序、無軌道に建てられたビルが林立する。
都市計画がないのである。

新しい橋や道路を作る前に、老朽化した橋や道路を修繕を優先する必要がある。

公共投資は、建国の理念、国家構想、どのような国にするのか百年の計に基づいて決められなければならない。
景気対策や既得権益を守る為になせれる公共投資はいたずらに財政を悪化させる。
況や、政争の具や選挙対策でなされる公共投資は叛逆に近い。
あくまでも、公共投資は国民生活に基礎を置いたものでなければならない。
景気対策に公共投資を活用してはならないと言っているのではない。国家理念や国家構想なき公共投資はすべきではないと言っているのである。
使用目的のない投資は国土を荒廃させるだけで、ただでさえ公共投資、お役所仕事は、予算に縛られ、使用者、消費者を無視している、無駄遣いと言われている。

典型は、国防予算である。
国家戦略、国防思想なき国防費は無軌道な膨張を防げない。

何から何を守ろうとするのか。それが明確にされていない防衛費抑制が利かない。
無軌道、無原則、戦略なき国防費は国を滅ぼす。